コミック【ケイの凄春】復刻版8〜10巻(完結)を読んだ

1989年、夏初版発行本。

ケイと接触した人々はみんなその心意気に、純粋さに、
魅了され助けずにはいられなくなります。

吉原で<<消炭>>になって「可憐」を待つ編。

鴉ってすごく利口な鳥です。人間に対しては警戒して
なつくなんてことはあり得ません。が、ケイはそんな

鴉さえも手許に置いて従わせています。
吉原でケイは試練を受けます。凄惨な、

過酷な体罰にケイは耐えます。その姿をその心情を
知るケイの鴉が涙を流して泣くシーンがありました。

鳴くではなく涙を流して泣くシーンでした。
あり得ないのかあるのかは別として、

このコマにはストーリィの流れとして、全然違和感が
なかったです。

「ケイ」と「可憐」の感動的な再会の編。

「百姓」として生きることを決心して、村の人たち
からも祝福されて受け入れられます。

甲賀水組はケイが「百姓」になったと感じ入り、
復讐の刃を納め、去っていきます。

天下晴れて、「百姓」になった二人の美しい物語です。

完結編。

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