映画のパンフレット【砂の器】

1974年に上映されました。「ハンセン氏病」に対する世間の
差別をとりあげています。有名になった主人公の許に昔を知る

駐在(巡査)が訪ねてきたところから悲劇が始まる…。でも、
ハンセン氏病に対する、差別と偏見がこの偏向的な描写の

映画によってさらに深まるのではとハンセン氏病患者協議会
からクレームがあって、協議の末、

★参考:「ハンセン氏病は、医学の進歩により特効薬もあり、現在では完全に回復し、
社会復帰は続いている。それを拒むものは、
まだ根強く残っている非科学的な偏見と差別のみであり、
戦前に発病した本浦千代吉のような患者は日本中のどこにもいない」

という字幕を映画のラストに流すことを条件に上映された
といういきさつがありました。この映画は患者協議会から

指摘されたような偏向はなく、むしろ痛烈に差別と偏見に
対して批判をしている内容でした。


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